新象展小史 第5回展

1962年(昭和37年)6月14日〜28日

東京都美術館前風景
東京都美術館前風景
  • 会場:東京都美術館

    受賞

    • 第5回展賞:吉原森一郎
    • 第5回記念特別賞:西野和治
    • 奨励賞:吉野幸治、宮本浩司

■ 新会員

  • 宮本安広、福島和子、小川阿屋子、増本昌子、下田悌三郎、吉原森一郎、吉川介、宮崎万平、西野和治、金谷哲郎、須藤康夫

  • 第5回記念展画集刊行
    • 執筆者:大江健三郎、東野芳明、中原佑介の諸氏
  • 本展巡回 名古屋展7月24日〜30日、大阪展8月30日〜9月5日に実施。別に東北展 8月25日〜27日に開催。
  • 協会事務所   谷口克己

    第5回展チケット
    第5回展チケット

    同年は東京本展終了後、協会運営機構の自由にして民主的なるがゆえに弱点として現れた面を、整理し調整した。そのために運営機構面をあえて「新発足」させ、一部に発生しかけた派閥的政治性を事前に刈り取り、初心を貫徹、より強力に前進した。この間、東京会員は誤解や苦労に堪え、一部地方会員も急遽上京し、共に前進的な行動をとった。


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